雑記

JBL EVEREST 100 (Bluetoothイヤホン)買いました

新しいBluetoothイヤホンを購入しました。
JBL EVEREST 100。

割引含めて、12,000円位だった。

聴き疲れがしない優しい音が気に入っています。よく聴くクラシックもいいですが、ポップスやロック系では押し付け感がない豊かな低音、ジャズ(ピアノトリオ)では楽器のポジションの明確さが気に入って使っています。

ガチャガチャうるさい家電量販店で、自分のスマホにBluetooth接続して聴き比べしました。意外に違いが分かるものです。普段も雑踏や電車内で聴くことが多いので実使用に合った聴き比べだったかも。

第一印象は悪かったんだけど。
雲がかかったように音が引っ込んで聴こえる。耳の装着用部分も、でかくてカッコ悪い。
「この選択はないな」と思い、一度は購入リストから外しました。

デザインがカッコイイと思ったのは、
AUDIO-TECHNICA(①・②)、
ONKYO E300BT(④)。
音もスッキリ透明感があって、期待していた音。今のイヤホンよりずっと「弦」らしく聴こえる。でもブラームスでバイオリンの高音を聴いてみると少し耳障りな気がする。聴き疲れするかな、と思った。微妙な差だけど、16,000円代の①より、12,000円代の②の方が好みの印象。マーラーではトランペットの音が②の方が少し優しい気がする。④も①②と似たような印象。もう少しで②を買うところだった。よく思いとどまったと思う。

⑤の音は③に近く、第一印象はあまり良くなかった。
高価すぎるし、電池持ちが希望に達していないし、リストから外した。
カッコイイのだけど。

最後に④を聴いた後もう一度③を聴いたとき、
周りの音が急に遠くに聴こえて音楽に吸い込まれる気がした。
あー音が優しいなぁ、と感じた。

シャリっとしたカッコイイ音ではないけど、聴き疲れしない。
疲れもあってか、しばし聴き入ってしまった。
音の密閉感が高く、周りの騒音から隔離された感覚もあったからかもしれない。

改めて視聴曲4を聴くと低音もしっかりしており、シャリっとこないけど高音も美しく優しく響いている。
また、いままで聴こえていない音を感じる。

この感覚を信じよう、って思って、③JBL EVEREST 100の購入を決めた。

自宅に帰り、いろんな曲を聴いてみる。
Stingではいままで聴こえていなかった低音が豊かに、でも耳障りでなく響き、
Bill Evansでは、ピアノの音が柔らかく、楽器のポジションが明確になった。

最近集中して音楽を聴くのは電車の中ばかり。

音質の良くないイヤホンを長い間使っていたので、シャンシャンと高音が響く音に慣れてしまっていた自分に気付く。

ホールで聴く臨場感そのもの!とは言えないけど、自然な音に少し近づいたかな、と思う。
そう、イヤホン独特の音からより自然な音に。

1週間使ってみて気になる点は、クラシックなど静かな曲では歩いているときの自分の足の振動がドンドン、ドンドンと聞こえてくる。エスカレーターでは隣を歩く人の足音がきこえてくるし。
密閉感が高いこととのトレードオフかな。

aptXの効果を比較してみたかったのだけど、どのスマホに搭載されているのか、動作しているのか、どの音声コーデック(SBC/AAC/aptX)が使われているのか、が明確にわからず、比較が難しい。
SBCとの差は明確なのは間違いなさそう。

◆選択肢
①AUDIO-TECHNICA ATH-CKR75BT
②AUDIO-TECHNICA ATH-CKR55BT
③JBL EVEREST 100
④ONKYO E300BT
⑤B&O PLAY BeoPlay H5

※現状:
 イヤホン:
1MORE iBFree(古いタイプでaptX非対応?)
1000円位の安価イヤホンとBluetooth子機
DRC-BTN40(SONY)
 音源:Galaxy S7経由のmp3音源

◆お店で試聴した曲
1.ブラームス 弦楽四重奏曲第1番 第1楽章 冒頭
2.ブラームス 弦楽四重奏曲第1番 第2楽章 冒頭
3.マーラー 交響曲第5番 第1楽章 冒頭
4.オルフ カルミナ・ブラーナ 冒頭

◆購入後自宅で試聴した曲
・Bill Evans 'Romantic Rhapsody' から’Spring Is Here'
・Sting 'Sacred Love'から'Storen Car'

◆条件
・2万円以下
・連続再生時間:8時間以上
・aptXを体感してみたい
・クラッシック、特に弦楽器が美しく聴こえること
・カナル式イヤホンで、ネックバンド式ではないもの
・音響メーカ製にこだわりたい(音へのこだわりを信じたい)

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アメリカの演奏家とカリフォルニアワインの関係

11月24日のパリ管弦楽団の演奏会で聴いた、ジョシュア・ベルさんのバイオリンを、NHK音楽祭の録画で聴いた。メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲だった。

体全体を使ったパフォーマンスに、画面に引き込まれそうな魅力と迫力を感じる。音楽も繊細かつ大胆、若さとルックス(好みがあるけど)を兼ね備えたスゴい演奏家だと思った。

たまたまその時飲んでいたのが、スーパーの安売りで手に入れた 2,000円ほどのカリフォルニアワイン。

シラー、メルロー、ジンファンデルのブレンドだと。

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これがまた、ものすごい香りと濃厚な味で主張が強い。「料理はどうでもいいからさ、よそ見しないであたしだけで楽しんでよ」って言ってる。

その時ふと思ったのが、アメリカの演奏家とカリフォルニアワインって似てる?ってこと。

バイオリニストのジョシュア・ベルさん、チェリストのヨーヨー・マさん、ピアニストのランランさん、などアメリカで学んだ演奏家はみな、表現が豊かで素人の私でもわかりやすい。大衆的とも言えるかも。身体全体を使ったパフォーマンス、ルックス、人間性など手段は様々だけど、どうやったら聴衆が喜ぶか、認められるか、売れるか、と常に考えプレゼンテーションしているように思える。
 
それに比べて、ヨーロッパの音楽家、例えばオーケストラだったら、ウィーンフィルにしてもパリ管弦楽団にしても、自分たちの音はこれだから、というところにこだわり、嫌いなら聴いてくれなくてもいい、って思ってる。きっと。
 
ワインだったら、フランスワイン。ブルゴーニュのワインは香りは優しく上品で強く主張するわけではないけど、料理に寄り添うようにしてその味を静かにアピールしているように思う。

アメリカの文化、エンターテインメント性、というものがクラッシック音楽にもワインにも感じられるような気がする。


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真偽はともかく、こんな仮説をもって音楽やワインを味わってみると、また何か新しい発見があるかもしれない。


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僕はいかにして指揮者になったのか (佐渡裕著)

年末の古本屋で何気なく手に取り、そのまま購入してしまった。数日机上に積んであったが、ある休日に一気に読み終えた。

1995年初版の本なので佐渡さんがまだ34歳のころの執筆だ。普段私が音楽について思うことがいっぱい書かれていてとてもうれしく思った。

演奏会に行くことの素晴らしさを実感したのはNHK交響楽団の定期演奏会の年間会員になってからだ。毎月同じホールの同じ席で同じオーケストラの演奏を聴いていると、とても感動するときと退屈なときがあることに気がつく。日本フィルの定期演奏会を聴くようになって正しい音を出しているかということと感動するしないは必ずしも一致しないこともわかった。いろいろな方のブログを拝見すると同じ感想を持つ方がいる反面、まったく逆の感想をもつ方もいて、音楽を作り上げる側と受け取る側両方の都合でその演奏会の良し悪しは決まるのだなぁ、と実感する。極論すれば聴く側のいい音楽に出会いたいという欲求が感動的な演奏会との出会いのすべてと思える。

佐渡さんは『日本の指揮者やオーケストラの中には、音を完璧に"合わせる"という意識が先立ってしまい、音楽そのものを楽しもうという気持ちが感じられないことが少なくない』と書いている。私自身は海外のオーケストラを聴く機会がそれほど多くないのでそれが事実かどうかはわからないけれども、感動するときは、音が合っているかどうかということよりも、もっと直接的に胸に響いてくる何かが確かにあるような気がする。

そういえば、表紙の裏に佐渡さんのサインと、『1998.12.23 ベートーヴェン 第9 終演後 東京芸術劇場 楽屋にて』と丁寧な字で記載があることに気がついた。元の持ち主が楽屋を訪れいただいたサインなのだろう。どんな気持ちでこの本を購入し楽屋でサインをもらい、そして古本として処分したのか。そんなことは私の知る由もないが自分自身の音楽との出会いや演奏会との一期一会と重なり胸が少しだけきゅんとなった。heart

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妹へのメール

夜遅くにすまん(._.)

先日、録り溜めていた加古隆さんのドキュメンタリーを見た。NHKで放送したやつ。パリ音楽院でメシアンに師事していたんだね。メシアンは加古さんに「どの音楽作品にもあなたにだけ聞こえて他の人には聞こえない何かがある」という言葉をくれたそうだ。とても素敵な言葉だと思わない?

録音ではなくて生の音楽を聴き慣れていると、この言葉が感覚的にわかる気がする。断定的な言い方をする人の考えは一理あるかもしれないけど自分が感動するかどうかはまた別の次元の話だよね。どんなに多くの人が素晴らしい演奏だった、と言っても自分が寝不足だったらそれを感じられないし。逆に言えば感動する音楽なんていうものは、自分の機嫌や睡眠時間くらいのものにひっくり返されてしまう程度のちっぽけなものなのかもしれないね。

先日20年以上ぶりで現役大学生のクラッシックギターの演奏会に行ってきたら想像以上に感動してびっくりした。そりゃ素人の集まりだから下手っていや全く下手だけど、すごい真面目な演奏に心を打たれた。感動する音楽って音楽以外で感動してたりもする。

歳とともになのか、オーケストラの定演に通っているからなのか、最近いろんなことに気がつくような気がするな。

このブログはね、素人さんの日記なのです。小学生の読書感想文みたいなものです。オヤジのぼやきかもしれない。でもまぁ同じ血が流れ同じ飯を食ってきている者として感性は近いはずだから意見は合うかもね。

プーランクはいまだに聴く機会がないなぁ。そのうち、って思い続けて長いな。申し訳ない。

なんだかまとまらないけどこのへんで。
支離滅裂で失礼しました。

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インターネットラジオが楽しい

ジェネーバサウンドシステムを購入してからインターネットラジオにはまっている。例えば遠くフランスから届く放送に耳を傾ける。

最近は有線、無線ともネットワーク環境が整備されてきたため、インターネット上で高画質の動画でさえ簡単に楽しめるようになった。そんな時代に何もラジオなんて、と思ったらとんでもない。

例えば、Radio Mozart。いつラジオをオンしてもモーツァルトの音楽が流れている。次は何が聴けるのだろう、という楽しみ。本を読んでいても嫌々仕事をしていても、脳がリラックスできているのがわかる。日本のFMのようなおしゃべりはほとんど入らない。モーツァルトは心を癒す。本当だな。

例えば、Classic and Jazz。ジャズ中心の選曲で、たまにクラシックが入る。これまたリラックスできる。こちらは妻のお気に入りで、時々フランス語が入るが幸い(不幸にも?)私はフランス語を理解しないので邪魔にならない。場末のボロアパートに住んでいても、まるでパリのカフェにいるような気分にさせてくれる。地球の裏側のラジオを聴けるなんて、夢のようではないか。

今はiPhone用のTuneIn Radioという無料アプリ(Androidスマートフォン用もある)を使い、自宅の無線LAN経由でインターネットにアクセスしている。クラシック音楽はフランスとイギリスの番組が充実しているように感じる。もっと素敵な、世界中の番組があるのだろうが、今はRadio MozartとClassic and Jazz、それからいくつかのクラシック音楽の番組で満足している。

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Geneva sound systemを買った

Geneva_sound_system_mずいぶん迷って購入したので、そのメモを残そうと思う。

購入したのは、Geneva sound system M size。

今まで使っていたオンキョーのミニコンポが壊れたから。さらにはテレビやらブルーレイレコーダーやらをつなぎ回してあっちこっちのスイッチをいじらないと音が出ない状況と、出てくる音は聞き疲れする音であることに対して妻の我慢の限界を超えてしまったから。

音は結構満足している。いちばん際立って良く感じるのはソロの弦楽器。ヴァイオリンの音が浮き上がって聞こえるし、高音も今までのスピーカー以上にしっかり聞こえる。その割に音は優しく柔らかいし、うるさくない。クラシックギターの音も生々しい。中音域がきれいになったということだと思う。

ピアノの音もかなり聞きやすくなった。今までは頭をピアノの中に突っ込んでギンギンカチカチする音を聞いていたイメージだけど、暖かく柔らかい印象。

オーケストラの音はより生の音に近づいたように思う。低音も高音も何の飾りもなくそれぞれの楽器の生の音が聞こえてくる感じ。

ジャズもなかなか。低音は今までより抑えている感じだがベースはしっかり聞こえる。ハイハットの音もクッキリかつキレイ。

しかし何でこんな日本ではマイナーな海外スピーカーの購入に至ったか。別にブランド志向でもエエカッコシイでもない。妻の好みが大きい。意外に音にウルサイし、家の中のデザインにはさらに妥協がない。私は所詮スピーカーの音なんてニセモノだと割り切っていたのである程度の音ならドーデモヨイ、と思っていた。しかしいざ購入となり聴き比べてみるとその違いがすごく大きいこと、そしてそれが自分の耳で明らかにわかること、を思い知らされ、心地よい音へのこだわりはある程度は必要だろう、と考えるようになった。

最後までどちらにしようかと悩んだのはBoseのWave music system III。ほぼ同じ値段でCDもかけられるしiPhone用ドックがついていない(私はiPhoneをさほど愛用していない)ので汎用性が高い。仕様のコンセプトは明らかにBoseの方が合っていた。しかし音がどうしても気に入らなかった。低音が強調されすぎるのだ。ポップスなどノリのよい曲なら筐体サイズの割に迫力があってよいかもしれないが、クラシックを静かにしっかり聴こうとすると低音があまりにもズンドコしてよろしくない。「アメリカと日本のスピーカーの音は硬い」と言われるらしい。私の感覚ではWave music system IIIに関してはオーケストラの弦の音など柔らかくて良いように思ったがどうしても低音には我慢ができなかった。ついでにSoundDock10というBluetoothスピーカーを聴いたが、こちらは低音のうるささは少し低減されているものの弦やピアノの音がキンキンカチカチ聞こえて硬い印象。もうひとつついでに聞かせてもらったテレビ用スピーカーの音も硬い印象だったので、Boseのスピーカーは私には縁がないのだろう、と諦めた。

国内メーカーでもいいじゃないか、と思いTDK、ヤマハ、などを聞いてみたがやはり音が硬いし低音が強調されすぎる。その一方で2万円以下のPhilipsのラジカセタイプの音が意外に優しい音でびっくりした。ウルサイ家電量販店で自分のiPhoneをつなげて聴き比べると音の違いがかなりわかることに正直驚いた。評論家の難しい解説もウソではない(こともある)し、自分の耳も意外に敏感なのだ。

ようやく結論に至り、自宅にGenevaが届き、オンキョーのスピーカーと聴き比べると、オンキョーのスピーカーはかなり低音を膨らませていたため中音や高音にオブラートがかかっているような音になっていたな、と今になって気がついた。低音を誇張して迫力を増していて、ほぉら凄いだろう 、と言いたげだ。「仕事から帰ってきて聴き疲れしない音」という妻のリクエストには答えられたと思う。また妻の場合「聴き疲れ」のが原因は低音の強調と音の硬さだということがわかった。ただしGenevaがかなわないのはステレオ感だ。スピーカーから離れて聴いていても「おっ、ヴァイオリンの音、いいなぁ」と思える反面、左右のスピーカーが一体になっているため、従来のブックシェルフ型のようなステレオ感は少ない。家にいる時は「ながら」で聴くのでそこは敢えて捨てた(妻のデザイン性要望を優先)のだが、少し寂しい気もする。

信じるのは他人の評価ではなく、やはり自分の耳だ。演奏会の感動と同じだ。そして自分の耳は、意外に繊細だ。今回のスピーカー選びを通してそう感じた。

music聴き比べに使った音源
oneラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番 第1楽章の最初の1分くらい
(ピアノの和音と弦の合奏がどのように聞こえるか)
clip弦の合奏で柔らかさや広がりがずいぶん違った

twoオルフ / カルミナブラーナ 最初の1分くらい
(オーケストラと合唱の音が割れないか)

threeマーラー / 交響曲第1番 第1楽章の最初の1分くらい
(大オーケストラの音が割れないか、また金管がどう聞こえるか)

fourBill Evans / Autumn Leaves (Portrait In Jazz)
fiveRichie Beirach Trio / What Is This Thing Called Love ?(同名アルバム)
(ベースなど低音の強さ、ハイハットなど高音の強さと優しさ、バランス)

pen概して、ジャズは比較的どのスピーカーでもある程度は寛容になれた。しかしクラシックは明らかに差が出て妥協ができなかった。

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