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アメリカの演奏家とカリフォルニアワインの関係

11月24日のパリ管弦楽団の演奏会で聴いた、ジョシュア・ベルさんのバイオリンを、NHK音楽祭の録画で聴いた。メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲だった。

体全体を使ったパフォーマンスに、画面に引き込まれそうな魅力と迫力を感じる。音楽も繊細かつ大胆、若さとルックス(好みがあるけど)を兼ね備えたスゴい演奏家だと思った。

たまたまその時飲んでいたのが、スーパーの安売りで手に入れた 2,000円ほどのカリフォルニアワイン。

シラー、メルロー、ジンファンデルのブレンドだと。

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これがまた、ものすごい香りと濃厚な味で主張が強い。「料理はどうでもいいからさ、よそ見しないであたしだけで楽しんでよ」って言ってる。

その時ふと思ったのが、アメリカの演奏家とカリフォルニアワインって似てる?ってこと。

バイオリニストのジョシュア・ベルさん、チェリストのヨーヨー・マさん、ピアニストのランランさん、などアメリカで学んだ演奏家はみな、表現が豊かで素人の私でもわかりやすい。大衆的とも言えるかも。身体全体を使ったパフォーマンス、ルックス、人間性など手段は様々だけど、どうやったら聴衆が喜ぶか、認められるか、売れるか、と常に考えプレゼンテーションしているように思える。
 
それに比べて、ヨーロッパの音楽家、例えばオーケストラだったら、ウィーンフィルにしてもパリ管弦楽団にしても、自分たちの音はこれだから、というところにこだわり、嫌いなら聴いてくれなくてもいい、って思ってる。きっと。
 
ワインだったら、フランスワイン。ブルゴーニュのワインは香りは優しく上品で強く主張するわけではないけど、料理に寄り添うようにしてその味を静かにアピールしているように思う。

アメリカの文化、エンターテインメント性、というものがクラッシック音楽にもワインにも感じられるような気がする。


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真偽はともかく、こんな仮説をもって音楽やワインを味わってみると、また何か新しい発見があるかもしれない。


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