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ラザレフさんのプロコフィエフ交響曲5番

9/11(土) 16:00~ サントリーホール
日フィル 第623回東京定期演奏会

チャイコフスキー バレエ組曲《白鳥の湖》より
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番ハ長調
プロコフィエフ 交響曲第5番変ロ長調

指揮  : アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ : 上原彩子

5番の交響曲は聴く機会がずっとなくて、ここ2、3週間で集中的に聴いてみた。聴けば聴くほどいい曲だなぁ、って思った。4楽章通して気が抜けない、って感じ。学生の頃から大好きだったピアノ協奏曲3番も合わせてとても楽しみにしていた。

5番の交響曲は期待以上だった。

極彩色の第1楽章。楽器がどんどん厚塗りに重なる感じで迫力満点。打楽器のための協奏曲のような第2楽章。リズムが鋭く刻まれて緊張感があった。唸るような第3楽章。そして多彩な第4楽章。楽章ごとに違う絵画を観ているようだった。第1楽章のこってりした感じも好きだけど今日は第4楽章の最後の緊張感がたまらなかった。身体に力が入っちゃった。改めて曲の良さを知った気がする。力を抜いて聴ける楽章がないもん。

ピアノ協奏曲は逆にちょっと残念だった。思い入れの強い曲だったから期待も強かった。自分が「こんな演奏」って思っていたものと違った。バリバリって割れるような音のピアノとそれに負けないオーケストラ、ある意味もっと下品な演奏を期待していた。今日の演奏は少しおとなし目に感じた。ピアノの蓋が半分開いた状態だったのは何故だろう。オーケストラは一所懸命自制して音量を抑えているように感じた。結果的にバランスは取れていたのかもしれないけど自分としては欲求不満気味だった。もう一回別の演奏者で聴いて自分の耳を確かめてみたい。

久しぶりの生日フィルを聴いて、やっぱ生はいいなぁ、って思う。
早く涼しくなりますように。

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