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旅をより充実させてくれた本

 飛行機の中、ベッドの上、カフェ、などなど普段よりはずいぶん本を読みました。別のページですでに中島義道さんの「続・ウィーン愛憎」については書きました。そのほかに今回の旅をさらに深くしてくれた本を数冊。

 

堀野収さんの「ウィーン素描」

P5013552_ 出発前に読んでしまいました。ウィーンに駐在経験のある著者のエッセーです。ウィーンでの生活から体験したことや感じたことをわかりやすく書いてくれています。「グリュースゴッド」という挨拶言葉について、白ワインをソーダ水で割る「ゲシュプリッツテ」について、などなど、実際に役に立つ情報も多く、またカフェのウェイターの話、トラムの話、犬の話、オペラの話、などなど、実際に自分で体験できたことも多かったです。予備知識としてとても役に立った本でした。

 

 

渡辺裕さんの「マーラーと世紀末ウィーン」

P5013551_ 今のところマーラーの曲をゆっくり聴く機会がない(簡単に言うと好きではない)のですが、マーラーがウィーンオペラ座に果たした役割、ベートーベン、ワグナー、分離派(クリムトなど)とのつながりがよくわかりました。ウィーンのカフェで読んでいると今ウィーンにいるんだなぁ、と実感しながらマーラーを中心としたウィーンの音楽を学ぶことができました。

 

春江一也さんの「ウィーンの冬(上下)」

P5013558_ ウィーンを舞台にテロを扱ったフィクションですが、自分が見て歩いた場所が頻繁に出てくるのでストーリーに入り込んでしまいました。帰りの飛行機で読んでいるとウィーンの街並みが鮮明に思い出されました。特にこの辺りは品がないな、などと感じていた場所は同じように書いてあったので自分の感覚もまんざら間違ってはいなかったのだと再認識しました。

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