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《フィデリオ》(ベートーベン)をオペラ座で(4/21)

 う~ん、すごい。初めてのウィーン国立歌劇場でのオペラを堪能しました

 予定外のベートーベンの《フィデリオ》でしたが、ここウィーンでは歴史的に日本以上に評価されているように思うこと、50ユーロ弱でチケットが手に入ったこと、から行ってみることにしました。

 

P1000005_0421_2  席は写真の通り、いわゆる天井桟敷、一番上です。普通に座るとステージは半分手すりで隠れ、オケは端っこのティンパニさんくらいしか見えません。かなり席の傾斜が急なので少し身を乗り出しても後ろの人に迷惑がかからないかな。なんとかステージが見えそうな席です。

 客席を見回すと(上からなのでよく見える!)年配のご夫婦が多いです。男性はネクタイ締めてスーツきて、女性はワンピースとか着てがんばっておしゃれしているのがわかります。われわれ世代でもラフな人はほとんどおらず、少なくともジャケットは着ています。ネクタイは若いほどしない人が増えてくる感じです。でもおしゃれです。一部見るからに観光客という感じでTシャツにリュック背負っている人もいますが、例外です。

 

P4233422_  無実の罪で投獄されている夫を、男装した妻が牢獄の手伝いとしてもぐりこんで2年耐え忍び、ついには助け出すという、簡単なストーリーで、最後には劇場全体が震えるほどの大合唱で終わります。荒っぽいですが第九のオペラ版って感じでしょうか。

P4233423__2  やっぱりオペラの主役は歌手ですね。オーケストラの響きだとかゆっくり味わうよりステージ上に繰り広げられる夢の世界を味わうほうがずっと楽しいです。しかも信じられないくらいの声量!表現力!本物のオペラを身体で感じさせていただきました。終わってから階段を下りながらもふつふつと感動が沸いてきます。来てよかった。

 それでも国立歌劇場管弦楽団(ウィーンフィル)の響きは、というと、正直日本のオケと簡単に比較できないです。劇場の違いが大きいからです。日本のホールは(たぶん)かなり音響が最新の技術で考慮されていて残響音とか計算されているのではないでしょうか。それに比べてオペラ座はかなりデッドな響き(反射音がほとんどない)で全体的に地味な音に聞こえます。そして小さいミスやタイミングのずれがすぐばれてしまいます。そういう意味ではもう少し反射音があったほうがよいように思いました。日本のホールに慣れているせいでしょうか。いやもしかしたらオペラなのでオケはこのくらい地味なほうがステージが引き立つのかもしれません。逆に言えば日本のホールは悪く言えばかなり虚飾されているように思います。カラオケでエコーを入れるような。。(ちょっと言いすぎ?)。

 それを踏まえても、燻し銀、と言う言葉は使わなくてはいけないでしょう。弦の渋くてかび臭い?響きはなんともいえません。フィデリオ序曲の最初のホルンでぷす~ってなり、ウィーンフィルよお前もか!って超がっかりしましたが、その後の演奏は文句なし、2幕の途中で演奏されるレオノーレ序曲は鳥肌ものでした。拍手が鳴り止みませんでした。

 

P1000007_0421_2  幕が下りた後、客席の電気がついた後もカーテンコールが続きました。

 

*コメント*

おっ!急に字がおっきくなった
日本のホールと違う音ってどんな音かしら。。。
昨日は、飲み会だったのでコメント1日遅れました。
帰ったの12時過ぎてたので

投稿: みさちん | 2009年4月23日 (木) 19時47分

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